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2009年10月08日
その職業のステイタスは、職種で決まるのではない。
銀座に星の数ほどある広告代理店。
地方にも自称広告代理店はいくらでもある。
新入社員にとっては大企業と零細企業を比べると、最初
からやりがいのある本格的な仕事を与えてもらえるのは
間違いなく零細企業のほうだ。
大手だと入社10年くらい経たなければやらせてもらえ
ないような仕事まで任せてもらえる。
しかし優秀な人材は迷うことなく大企業に入りたがる。
つまり職業のステイタスは仕事内容では決まらないのだ。
優秀な人材は優秀な人材の集う場に吸い寄せられる。
何業を営んでいるのかではなくて、将来こうなりたいとい
うカッコいい先輩がたまたま何業で働いているか、という
部分を見ているのだ。
だから就職活動で学生たちがあちこちの業種の人気企
業を受けるのは当たり前の話だ。
アミノ酸に興味なんかなくても、味の素には優秀な人材
が集まる。
生粋の嫌煙家であってもJTに入社したいと思っていい。
そこを勘違いして「うちは何業です!」とアピールすると、
そのセンスのなさが余計に優秀な人材を遠ざける。
「自社はこうした理念でこうした人材が結果としてこういっ
たサービスを提供しています」
と訴求しなければならない。
...次代創造館、千田琢哉
★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』
投稿者 senda : 2009年10月08日 00:00