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2009年09月23日

君は本屋の店員だった。

甲は学生時代毎日本屋に通った。

部活で遅くなっても明日試験で帰って勉強しなければ
ならない日も。

それは店員の乙をひと目見るためだった。

本が好きだったのではない。

乙に会いに行くために本屋に通っていたのだ。

乙はPUFFYの大貫亜美似だった。

わざわざレジに並ぶ時も乙の列に並んだ。

いつも読みもしないカッコいい本を選んだ。

「次にお待ちのお客様こちらにどうぞ」

と言われても聞こえないふりをした。

乙は冬になると、
いつも軽い霜焼けでバンドエイドを薬指にしていた。

甲はこの書店に自分の本が並べられる日が来たとき、
乙に

「甲という有名作家の○○という本を探しているのですが」

と声をかけようと誓った。

19歳だった。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
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投稿者 senda : 2009年09月23日 00:58

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