2010年08月10日
「すいません」
不思議なことに、
「すいません」
という言葉が日本人は大好きだ。
何か自分に非があるときに、「すいません」と言う。
これは、いい。
ところが、「すいません」を連発する人に本質的な
人格者が皆無だとある日私は気づいた。
「ありがとう」を連発する人と決定的に違うのだ。
「すいません」が0であれ!
と言っているのではない。
「すいません」という場面は人生においてなるべく
少なくするに越したことがないと言っているのだ。
いつまで経っても「すいません」ばかりを言って
いる人生では、卑屈な顔になってしまう。
やはり、「すいません」と1回口に出したら、言動
を確実に改めるように全力を尽くすべきだろう。
「すいません」と口にしたのであれば、責任を
持って本来はサービス料を無料にすべきだ。
そんなことを主張したら、卑屈な人間に限って逆
ギレするはずだ。
上っ面だけ謝ったふりをしながら、心では謝っ
てはいないからである。
要は人をバカにしているということなのだ。
だから「すいません」といった安っぽい言葉で許し
を請うのである。
「すいません」は口に出した後こそが真価の問わ
れる重い言葉であることを憶えておきたい。
...次代創造館、千田琢哉
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投稿者 senda : 2010年08月10日 00:00