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2010年02月23日
小さな会社
小さな会社のメリットは何だろう。
日本における会社で従業員数が100人まで
の会社を便宜上「小さな会社」と呼ぶことに
しよう。
現在日本には従業員が10人未満の会社が
80%。
30人未満の会社が94%。
100人以下の会社が98%となっている。
つまり会社の98%が100人以下の小さな
会社なのである。
小さな会社同士の社長がお互いに
「いや、おたくのような大会社とちがって・・・」
と言い合っているが、実際は間違っている。
そしてここからが大切なことだが、会社は大き
ければいいというものではない。
大きさを追求して尊敬される時代は20世紀に
終わったし、これから目指してもそれはモノマ
ネに過ぎない。
小さな会社「ならでは」の強みは何か。
それは
変幻自在性
と
スピード
だと思う。
100人に満たない会社は規模でいえば米粒
のような超零細企業である。
米粒から変幻自在性とスピードを除いたら何
も残らない。
にもかかわらず、大企業の真似をして頑固で
しきたりにやたらうるさく、スピードの鈍い社長
も少なくない。
不思議なことに高々20人クラスの会社で決断
するのにトップ以外の役員たちと何週間もかけ
てネチネチ相談しているところもある。
小さな会社は社長1人がその場で決めればいい。
それができないなら社長を辞めるか会社をたた
むべきである。
ヒト・モノ・カネ・情報すべてにおいて小さな会社
を凌駕している大企業に一瞬で抹殺されてしま
うだろう。
21世紀は規模のメリットは0とは言わないが、
大きく意味が変わってくる。
逆に小さくても強い会社を創っていくチャンスが
到来している。
小さな会社のメリットを存分に活かすべきだ。
...次代創造館、千田琢哉
★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』
投稿者 senda : 2010年02月23日 00:00