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2010年02月09日

J-SOX

SOXといっても靴下のことではない。

ちなみに靴下は英語でsocksである。

J-SOXとは2007年9月から金融商取引法の
一部として施行されるようになった上場企業の
財務報告の適正さを確保するための義務である。

監査法人の監査の下で膨大な量の内部統制報
告書の作成とその開示をしなければならない。

もちろんそれ自体は悪いことではないだろう。

しかしそもそものきっかけは何か。

それは2001年に世界を賑わせたエンロン事件
翌年のワールドコム事件である。

監査法人がらみのこうした企業犯罪の再発を防
ぐためになされるのが目的だった。

正々堂々と清々しく経営をしていこう、ということ
であり喜ばしいことである。

ところが不思議なことが起こった。

上場企業はなけなしの利益のうち莫大な費用を
監査法人に払わなければならず、監査法人が
儲かっているだけではないか。

どさくさにまぎれてフィーが跳ね上がっている会計
事務所も少なくない。

もともとは監査法人がまいた種にもかかわらず、
結局自分たちの利益を増やしているとはこんな
おかしな話があるだろうか。

これからは公認会計士が必要だからと会計士の
バーゲンセールを始めようと、タケノコのように
会計大学院が設置された。

しかし合格率は当初の予想とはかけ離れたもの
であった。

興味深いのは一流大学のうち多くは会計大学院
をあえてつくらなかったということだ。

会計士は何も大学院にまできて取得するもので
はなく、そんなものは学部のうちに取得するか独
学でやりなさい、という考えではないだろうか。

欧米でも会計士は学部で取得するものである。

これから大量に発生する会計士のために企業は
なけなしの利益から監査料を払い続けなければ
ならないのだろうか。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

投稿者 senda : 2010年02月09日 00:02

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