« 2009年12月 | メイン | 2010年02月 »

2010年01月25日

『経営者の条件』 

『経営者の条件』(ダイヤモンド社/P.F.ドラッカー著)

マネジメントの世界的権威であった故P.F.ドラッカー
の代表作の一つである。

正直僕にはこの本を未だに理解できていない部分が
多い。

彼独特の言い回しや癖のある表現もあるが、時間を
経て経験を積むとようやく

「これ以上の表現は存在しない!」

と心底思える。

そのくらい、奥が深い。

また日本を代表するコンサルタントやコンサルティン
グ会社も独自の理論に見せかけてはいるものの、
本書を繰り返し読んでみるとドラッカー氏の受け売り
やちょっとした改良であることが頻繁にわかってくる。

旧約聖書ではないが解釈の仕方も非常に多く見られ、
それゆえに名著たりえるのだろう。

すごいのは豊富な事例を基に立証されていうことと、
卓越した訳者の表現力のためか、時を経れば経る
ほどに一言一句において反論の余地がないという
ことだ。

おそらく人類のマネジネントに関してのベースは、
ドラッカーですでに出尽くした感がある。

そのくらい一生かかってでも読み込める本だ。

人によって電流が走る場所が違うと思うが、僕が
本書で電流が走った部分は以下の部分だ。

217ページ最終行:

「絶対にしてはならないことがある。もう一度調べ
てみようとの誘惑に負けることである。それは臆病
者の手である。そして臆病者は、勇者が一度
死ぬところを1000回死ぬ

これほどリーダーを勇気づける言葉はなかった
ように思えるのだ。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

投稿者 senda : 00:46 | コメント (0)

2010年01月18日

カリスマコンサルタントS

コンサルティング会社に入社した理由の1つ
に、否が応でも人前で話ができるようにな
るかな、という目的があった。

僕には人前で話すことに対して決定的なトラ
ウマが小学生時代にあったからだ。

でもやっぱりできれば人前で話す仕事は避
けたかった。

奇跡的にも配属された部署はセミナーを企
画・コーディネートするところだった。

社内のトップコンサルタントをセミナー主旨・
タイトルに合わせてはめ込んでいく役割だっ
たから、企画や集客をするのはたいへんだっ
たものの、当日の運営はせいぜい司会進行
役程度でよかった。

人前で講演するということから逃げること
ができる唯一の部署だった。

想いは、叶うのだ。

ところが、である。

入社2年ほどして心地よく時を過ごしていた
ある日のことである。

社内トップの天才コンサルタントと言われ
ていたカリスマコンサルタントSが空港に
むかう途中で事故渋滞に巻き込まれてし
まったとセミナー開始30分前に秘書から
知らせを受けた。

会場にはそのカリスマコンサルタントの話だ
けを聴きに来ていた社長がわんさか楽しみに
待っているではないか。

こちらにその熱気がムンムン伝わってくる。

参加者のうれしそうな顔がより一層僕を苦し
めた。

そしてコンサルティング会社から派遣されて
きているのは受付・司会用にと、下っ端の僕
1人だけだった。

コンサルティング会社らしく経費もち密に計算
され尽くされていた。

カリスマSはおよそ60分遅刻するという。

今だから告白するが不安を通り越して殺意
を抱いたくらいだ。

30分前ということと、受付は大繁盛ということ
で大忙しで講演の準備など何もできなかった。

これが生まれて初めての講演デビューだった。

あまりにも酷い。

まるでバンジージャンプを飛ぶための心の準
備が何もできていないままにいきなり後ろか
ら蹴飛ばされたような感じだ。

カリスマSの話は当時収録テープで500回
以上聴いていたから、話し方から息遣いまで
すべてモノマネができるようにはなっていた。

社内で自分が最も遠い存在だったから、ない
ものねだりで憧れていたのだろう。

カリスマSになり切って今までの経験と知識を
披露してみた。

セミナー終了後・・・

参加していた数多くの社長たちから握手を求め
られた。

メールも多数届いた。

仕事ももらった。

あれだけ逃げ回っていたのに本当に不思議だ。

振り返ってみると、僕の人生はいつもこうだ。

バンジージャンプで人生は進化していくのだ。

カリスマSには本当に感謝している。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

投稿者 senda : 00:54 | コメント (0)

2010年01月11日

羊の脳みそ

社会人1年目で当時付き合っていた女性と兵庫県
尼崎市にある焼き肉屋さんで「羊の脳みそ」を食
べたことがある。

以前から気になっていたメニューだった。

僕は社会人になるまでに好き嫌いをひと通りなくし
たつもりだったが、これには結構勇気が要った。

イナゴやゴキブリのから揚げならまだいい。

羊の脳みそは何と言ってもそのまま脳みそなのだ。

頭蓋骨ごと皿に出てきてぱっくりと頭が割れている。

ひとかけらのレモンが脇に置かれているだけだ。

もちろん相手の女性はひと口も食べることなく終わっ
たが、これは男としてぜひやっておくべき英雄体験
だった。

社会人になったら1年に一度は英雄体験をしてみよ
うと思っていた矢先の挑戦だったが、これはよかった。

この経験をしておいたおかげでその後どんなに
グロテスクな食べ物を見ても驚くことはなくなった。

蟹みそや生アンコウの肝(アンキモ)ような味をイメ
ージをしていたが、どちらかというと生牡蠣(かき)
に近かったような気がする。

最初のひと口はものすごい冒険だった。

最後まで平らげた後は異様な自信が漲った。

羊の脳みそは僕の英雄体験のスタートだった。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

投稿者 senda : 00:19 | コメント (0)

2010年01月04日

『テルマ&ルイーズ』

僕はこの映画ほど主人公がラストシーンで死ぬ
にもかかわらず爽やかな感じを持った映画はな
かった。

そこには悲壮感がないのだ。

この結末以外はあり得ないと思うのだ。

『テルマ&ルイーズ』

まちがいなくその選択は正しかったと反論させ
ないだけの演出になっているのが凄い。

互いのオトコに問題を抱えた女性二人が内緒
で1泊2日の旅に出る中で様々な不運な事件
に巻き込まれていくストーリーだ。

そういう意味では脱獄モノだと言っていい。

女性同士に友情は存在するのか?

という命題に対しての1つの回答がこの映画に
は描かれているような気がした。

女性は男性より変化に強い。

そして本当の自分を見つける能力に長けている。

女性こそ成長の動物なのだ。

91年の米国映画でジーナ・デービスとスーザン・
サランドン、そして何気にブラット・ピットも出演し
ている。

二人の女優の細部に至るまでの名演技は何度
観賞しても新しい発見がある。

女性同士の友情は、やはり命がけなのだ。

男以上に。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

投稿者 senda : 00:19 | コメント (0)