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2009年11月16日

ヘッドライト

ヘッドライト

ジャン・ギャバン演じる中年大型トラック運転手と、
フランソワ-ズ・アルヌール演じるドライブインで働
く若い娘の熱愛を描いた1955年のフランス映画。

原題は“取るに足らない人々について”とこれ
またフランスらしいものでより内容を深みあるもの
にしている。

今でいう“不倫モノ”だが、これは男と女の性(さが)
を見事に描き切っている。

男は老いというものを自覚したときにどのような心
情になり、何を考え行動するのか。

女は男に人生に何を求めて何のために生きるのか。

特別な階級の人々の舞台ではなく、ごく身近に感
じられる庶民の人生観を描写している。

現代の日本のサラリーマン人生にも完璧にフィット
しており、本質というのは時代を超えて不変なのだ
な、と改めて認識させてくれる。

僕がこの映画から学んだことは、大半の人がこうし
た願望を持ち、それを実現させることができないで
人生を終えるのだから、自分は何か一つでも偽物
の常識を打破してやろう、ということだった。

僕が将来独立しよう決めていたものの、一方でサラ
リーマンというものに憧れ、実際に経験した間接的
な要因は、今思えばこの映画を確かめたかったこ
ともあるかもしれない。

それにしてもフランソワーズ・アルヌール演じるクロ
ウという女性はあまりに美しく、そして切な過ぎる。

個人的にはジャン・ギャバン演じるトラック運転手の
相棒がひと仕事終えて会社に戻った際に、そのまま
トラックで毛布をかぶって泊ってしまうシーンが好きだ。

その相棒が

「俺が結婚しないのは、
誰にも深い眠りを邪魔されたくないからだ」

といったひと言が妙に印象に残っている。

もちろん、男のひたむきさ女の打算のない愛
本来男女に与えられた悲しいほどの宿命であること
は学んだのだけれど。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

投稿者 senda : 2009年11月16日 00:49

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