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2009年11月30日

カサブランカ

「君の瞳に乾杯・・・」

というセリフを世界中に広めた映画『カサブランカ』だ。

名作というのはその後何十年、何百年という歴史に
わたって何かを刻むのが共通点だ。

作家が本を書いたり、起業家が会社を発展・存続さ
せたがるのもきっと何かを遺したいからだ。

人は肉体が滅んでから地球上で友人知人を含めて
孫や曾孫、玄孫・・・と誰もその人のことを知る人がい
なくなった時が本当の死だ。

その意味では徳川家康や織田信長、豊臣秀吉はま
だ生きているといえる。

特に男性は子どもが産めないために、猛烈な創作意
欲を作品に対して燃やす人が多い。

ハンフリー・ボガードは身長170cmちょっとしかない
小柄なハリウッドスターで相手のイングリッド・バーグ
マンと釣り合いがとれるように撮影するのは困難を極
めたははずだ。

この映画には“男のやせ我慢”の美学を学んだ。

男の価値というのはどれだけやせ我慢ができるのか、
という部分にあるのかな、と教えてもらった。

個人的には僕がもし女だったら、英雄的な反ナチスの
指導者ヴィクター・ラズロを演じたポール・ヘンリードに
惚れるだろうな、と感じた次第だ。

彼もまた“やせ我慢の男”だった。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

投稿者 senda : 00:21 | コメント (0)

2009年11月23日

SWOT分析

SWOT分析

これほどまでにシンプルで何度も使いこなせて飽きの
こない分析ツールはなかった。

もちろん、SWOT分析とて完璧なわけではない。

次々に新しい分析のためのフレームワークが生み出さ
れているが、それらはあくまでも補完である。

一流のコンサルタントや分析家に共通するのは、数あ
るツールを巧みに自由自在に使いこなす力ではなく、
お気に入りの1つをあらゆるものに対して自在に使い
こなす力である。

たった1つのフレームワークをありとあらゆる面からしゃ
ぶりつくし、とことん愛するのである。

いざとなったときに使えるのは本当に役立つものだけ
だし、シンプルなものに限る。

組織のみならず、個人においても、また、ビジネスの
みならず、プライベートにおいても無敵のツールだと思
えるのだ。

使いこなせばこなすほどに味が出てくるし、奥が深い
と教えてもらえるのもまたいい。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

投稿者 senda : 00:05 | コメント (0)

2009年11月16日

ヘッドライト

ヘッドライト

ジャン・ギャバン演じる中年大型トラック運転手と、
フランソワ-ズ・アルヌール演じるドライブインで働
く若い娘の熱愛を描いた1955年のフランス映画。

原題は“取るに足らない人々について”とこれ
またフランスらしいものでより内容を深みあるもの
にしている。

今でいう“不倫モノ”だが、これは男と女の性(さが)
を見事に描き切っている。

男は老いというものを自覚したときにどのような心
情になり、何を考え行動するのか。

女は男に人生に何を求めて何のために生きるのか。

特別な階級の人々の舞台ではなく、ごく身近に感
じられる庶民の人生観を描写している。

現代の日本のサラリーマン人生にも完璧にフィット
しており、本質というのは時代を超えて不変なのだ
な、と改めて認識させてくれる。

僕がこの映画から学んだことは、大半の人がこうし
た願望を持ち、それを実現させることができないで
人生を終えるのだから、自分は何か一つでも偽物
の常識を打破してやろう、ということだった。

僕が将来独立しよう決めていたものの、一方でサラ
リーマンというものに憧れ、実際に経験した間接的
な要因は、今思えばこの映画を確かめたかったこ
ともあるかもしれない。

それにしてもフランソワーズ・アルヌール演じるクロ
ウという女性はあまりに美しく、そして切な過ぎる。

個人的にはジャン・ギャバン演じるトラック運転手の
相棒がひと仕事終えて会社に戻った際に、そのまま
トラックで毛布をかぶって泊ってしまうシーンが好きだ。

その相棒が

「俺が結婚しないのは、
誰にも深い眠りを邪魔されたくないからだ」

といったひと言が妙に印象に残っている。

もちろん、男のひたむきさ女の打算のない愛
本来男女に与えられた悲しいほどの宿命であること
は学んだのだけれど。


...次代創造館、千田琢哉

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★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
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投稿者 senda : 00:49 | コメント (0)

2009年11月09日

Oくん

幼稚園から高校までずっと一緒だったOくん。

どの小学校にも全校生徒に一人や二人はいる、
年中ランニング・半ズボン姿のイカれた元気な男子生徒
がいるものだ。

岐阜県は盆地ということもあって、
冬はかなり寒くて夏は蒸し返す暑さだ。

僕たちの小学校にもたった二人だけ、
そんな男子生徒がいた。

Oくんと僕だった。

正確には幼稚園の頃から年中ランニング・半ズボン姿
だった。

経験した人間にしかわからないが、寒くないわけがない。

メチャクチャ寒い。

当時は長袖を一枚着ることができれば、南極でも北極
でもどこでも怖くないと本気で思っていたくらいだ。

最初の頃はやせ我慢だろう、とちょっかいを出してくる
連中もいた。

しかし、単なるやせ我慢では厳しい冬を毎日ランニング・
半ズボン姿で通すことなどできない。

次第に周囲からはちょっかい出す人間など誰一人いなくなり、
驚き呆れ返られていた。

人間は超越するとどのようなプロセスを辿って認め
られていくのか勉強にもなった。

Oくんとはやせ我慢のみならず、運動や勉強などありと
あらゆることで競い合った。

お互い社会人になってから長い間会っていないけれど、
いろんなことがあったと思う。

会っていない間こそ、会っていた長い間のことがいろいろ
思い出されて理解できてくる。

無言の会話、ひとり言、イマジネーションこそ人間を
成長させるんだ。

僕の青春時代にはいつもOくんがいた。

僕の自伝を書いたらOくんが最初の登場人物だ。


...次代創造館、千田琢哉

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投稿者 senda : 00:12 | コメント (0)

2009年11月02日

J.M.Westonと60seconds

J.M.Weston60seconds

J.M.Westonはフランスの靴ブランド。

堅牢性にこだわったシューズで10年後に自分ならでは
の“完璧な履き心地”の靴が完成するように、それまで
の間は“最悪の履き心地”に耐えなければならない。

脚の幅も5サイズずつすべて用意されている。

まるで天才建築家が500年後のことを想定して設計を
するように、一度その激痛に耐えるのも靴好きにはいい
かもしれない。

ただし初心者が手を出すと靴嫌いになるのでご注意を。

ニコラス・ケイジ主演の映画60secondsに出てくるクルマ
の盗難映画で最後の50台目の獲物“エレノア”といつも
かぶって苦笑するは恐らく僕だけだろう。

じゃじゃ馬だからこそ、愛しくなる。

本当に愛するということは苦痛を含めてそれでも好きだ
ということなのだ。

扱いやすいから好きだ、というのでは本当に好きだとは
いえない。

本当に好きになるというのは、

「・・・だから」好き

ではなくて、

「・・・なのに」好き

ということをこれら二つから僕は教わった。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
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投稿者 senda : 00:46 | コメント (0)