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2009年10月05日

はり・あんまのM先生

僕は大学生の頃から住む場所を決めた後に決まって
することがあった。

それは自分へのご褒美として全身あんまをしてくれる
店を探すことである。

それも駅前の足裏マッサージとかアロマ系ではなくて、
本格的な盲学校に通っていたような頑固だけどしっか
り仕事をする人でなければどうしてもイヤなのだ。

これは昔からそうだった。

小学校や中学校の頃、授業中にウケを狙ったり笑わ
せるだけで肝心の中身がお粗末というセンセイはたく
さんいた。

何というか、自分の教えている科目に誇りを持ってい
ないというのかな、笑わせるのは漫才師でいい。

あんまも同じだ。

きちんとプロとして人類の知恵の最高峰の技術を施し
て欲しい。

そうした頑固者のあんまの先生の共通点がある。

目が不自由な分だけ記憶力が発達しており、とてつも
なく博識だということだ。

普段誰も相手にしてくれないので、時間があり余って
いる私が行くとすごくうれしそうに待ってくれている。

そこで溜まりに溜まった情報や鬱憤(うっぷん)を浴び
せられるのだ。

あんまを40年とか50年とかやっていると、当然有名
人を含めていろんな人を揉んできている。

床屋さんもそうだがその時間中、たとえどんな偉人でも
頭を垂れなければならないし、身を委ねなければならい。

その知識と知恵が実にスゴイ。

目で見た情報ではなくて、耳と手とココロで感じた生の
知識や知恵だからだ。

本来1時間の料金でお願いしているのに、いつも2時
間くらい揉んでくれる。

政治論や経済論、医療問題からときには芸能ニュース
に至るまでの議論をふっかけられるのに唯一僕だけが
逃げることなく付き合うからだろう。

その証拠にどんなに直前に電話をしても、ほとんどいつ
も一発で予約が入れられる。

M先生の腕のよさもあって、意識朦朧(もうろう)として薄
れていく意識の中、いつもコテンパンに論破されてしまう。

僕の社会人になってからの学校は8年以上通い続けて
いるM治療院だったのだ。


...次代創造館、千田琢哉

★2009年9月刊『こんなコンサルタントが会社をダメにする!』
★2009年8月刊『尊敬される保険代理店』
★2009年8月刊『存続社長と潰す社長』
★2009年6月刊『継続的に売れるセールスパーソンの行動特性88』
★2008年9月刊『社長!この直言が聴けますか?』
★2008年6月刊『THE・サバイバル 勝つ保険代理店は、ここが違う』
★2007年10月刊『あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店』

投稿者 senda : 2009年10月05日 00:02

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